大分県とサンリオが大阪万博の開催に合わせたキャンペーンを発表しました。
発表されたのは2025年4月13日〜10月13日の大阪万博の期間中に大分空港をハローキティ空港と愛称化することです。
ハローキティ空港が羽田や大阪空港などの大きな空港ではなく、なぜ大分なのか気になった人も多いのではないでしょうか?
また、大阪万博や大分にあるハーモニーランドとの関係についても興味がある人がいるようです。
そこでこの記事では、ハローキティ空港はなぜ大分空港になったのか、大阪万博・ハーモニーランドとの関係などについて調査してみました。
- ハローキティ空港概要
- ハローキティ空港はなぜ大分?
- ハローキティ空港と大阪万博・ハーモニーランドとの関係
- 大分空港がハローキティ空港と呼ばれることへの世間の声
ぜひ最後までお読みください!
ハローキティ空港とは?
ハローキティ空港とは大分空港の2025年4月13日〜10月13日までの大阪万博開催中の期間限定の愛称です。
この取り組みは、大阪・関西万博に合わせて大分県とサンリオエンターテイメントが共同で実施する観光キャンペーンの一環として行われます。
大阪・関西万博の期間、大分空港の愛称が「大分ハローキティ空港」に → https://t.co/jKA42BwCVX pic.twitter.com/xWCopTKqkL
— 福岡のニュース (@TwitFukuoka) March 19, 2025
主な特徴
①空港内装飾
サンリオキャラクターを使用した大規模な装飾が施され、お出迎え看板やキャラクターと大分の名産品が描かれたフラッグが設置されます。
②フォトスポット
ハローキティと一緒に写真撮影ができるスポットが用意されます。
③オリジナルロゴ
ハローキティと飛行機のデザインに「OITA HELLO KITTY AIRPORT」の文字を添えたロゴが制作されます。
④コンセプト
「世界でいちばん、あたたまる空港へ。」というコンセプトのもと、国内外からの観光客誘致を目指しています。
海外でも人気のハローキティを起用し、大分への観光客を増やすことが狙いとなっており、特に韓国や台湾などアジアからの観光客増加が期待されています。
では、日本の中でも海外客が多く訪れる羽田空港や大阪空港ではなく、なぜ大分空港がハローキティ空港になるのでしょうか?
ハローキティ空港はなぜ大分?
ハローキティ空港がなぜ大分になったのかは、以下の理由があります。
- 大阪万博との関係(地域経済の活性化)
- ハーモニーランドとの関係
では、詳しい理由について、ハローキティ空港と大阪万博・ハーモニーランドとの関係を見ていきましょう。
ハローキティ空港と大阪万博との関係
ハローキティ空港という名称で大分空港が呼ばれるのは、大阪万博の期間(2025年4月13日〜10月13日)です。
万博では世界各地の人が集まる国際交流の場となっています。
世界でも人気のあるサンリオキャラクターのハローキティの名称で呼ぶことで、羽田や大阪空港を選ぶのではなく、大分空港を選ぶ人が増えるのではないかと見込まれているのです。
大分県では訪日外国人が令和6年で150万人と過去最高の数字となっています。
海外から人の集まる大阪万博と大分空港がハローキティ空港という名前でタッグを組むことで、さらなる地域経済の活性化が期待されるでしょう。
そのため、ハローキティ空港という名前は大分で使われるようになりました。
ハローキティ空港とハーモニーランドの関係
ハーモニーランドは大分県にあるサンリオキャラクターをテーマとした屋外型テーマパークです。
国内でサンリオのキャラクターパークは東京と大分の2箇所だけとなっています。
大分空港から車で30分ほどのところにハーモニーランドがありますが、観光客にはあまり知られておらず、観光客の動線に入っていないケースが多いようです。
ハーモニーランドは屋外にあり、土地もあるため、周辺に開発できるエリアが残っているため、長期間滞在ができるリゾートに生まれ変わらせる計画も含まれているとのことでした。
そのため、大分空港をハローキティ空港という名前にすることで、ハーモニーランドの知名度を上げることが期待されています。
1991年に誕生したハーモニーランドとサンリオの関係性があったからこそ、大分にハローキティ空港という名称が使われるようになりました。
コンセプトは「世界でいちばん、あたたまる空港」
— ハーモニーランド【公式】 (@harmony_event) March 17, 2025
『大分ハローキティ空港』開港
4月13日から10月13日までの期間、ハローキティをはじめ、サンリオキャラクター達がお迎えするよ♪
詳しくはこちらをチェックしてね!https://t.co/ABTyQONoDw#ハーモニーランド pic.twitter.com/G0clFvcaRR
大分空港がハローキティ空港と呼ばれることへの世間の声
大分空港がハローキティ空港と呼ばれることへの世間の声について調査してみました。
期間限定ではなくずっと名前を残せるように工夫してくれたら嬉しい
子供の頃に触れるものは一生残るからさまざまな国際戦力で有効活用してほしい
大分の麦焼酎や温泉街のイメージで対照的で可愛いから良いと思う
関東在住だけどけっこう興味を引かれた
大分空港がハローキティ空港と呼ばれることに対して、好意的な意見が多く聞かれました。
海外だけでなく、国内で大分に行くことがなかった人でも興味を持って行ってみたいという意見も多かったです。
そのため、海外で人気のあるハローキティが空港の名前になることは、海外の人にとっても心惹かれるような存在になるでしょう。
まとめ
今回は、ハローキティ空港はなぜ大分空港になったのか、大阪万博・ハーモニーランドとの関係などについて調査してみました。
大阪万博に訪れる海外の人を大分のハローキティ空港でまずは招き入れることで、大分県の地域活性化を図ることが目的となっています。
ハローキティは世界的にも人気なキャラクターであるため、大分空港の名前をハローキティ空港に変えることで観光客の増加が見込まれるでしょう。
また、大分にはハーモニーランドというサンリオキャラクターの屋外型テーマパークがあります。
大分県はサンリオとの繋がりが長年あるため、今回のハローキティ空港という名前が使われるようになっています。
本来なら羽田や大阪空港などを利用する可能性の高い海外の人を大分のハローキティ空港に呼び込むことで、大阪万博だけでなく、相乗効果として大分県の盛り上がりも後押しするでしょう。
大分空港がハローキティ空港となってどんな盛り上がりを見せるのか楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。